伊勢神宮別宮 月讀宮

伊勢神宮別宮 月讀宮は伊勢神宮内宮におまつりされている天照大御神の弟神にあたる月讀尊（つきよみのみこと）、お父さんにあたる伊邪那岐命（いざなぎのみこと）、お母さんにあたる伊邪那美命（いざなみのみこと）、月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたま)の四つのお社がおまつりされています。御幸道路側から入るのが表参道、２３号線側から入るのが裏参道となっています。表参道から入るのをおすすめします。参道は右側通行が正式だそうです。参道を進み入ると、まずはゆるやかに左へ曲がり、続いて右へ、最後に左へ曲がってお社前へとつながります。
これを左側通行で進み入ると、最後の左曲がりのところで、お社に近いところに進み入ることになります。これでは神様に対して失礼であるとのことから、右側を進み敬意払いつつ御前に進むようになったそうです。これは偶然出会ったタクシーの運転手さんが教えてくれました。
なのでワタクシも教えられた通りに右側通行で参道を進みます、参道の玉砂利を踏む音が心地よいです。
最後の左曲がりは、若干の下り坂となっていて、すこしづつお社が見えてきます。同じ宮域に四つのお社が並んでおまつりされているのは壮観です、何とも言えない神々しい感じがします。

お社に向かって、左から①伊佐奈弥宮(いざなみのみや)、②伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、③月讀宮(つきよみのみや)、④月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)となっています、お参りの順序は③月讀宮→④月讀荒御魂宮→②伊佐奈岐宮→①伊佐奈弥宮が一般的とされています。これまた偶然に居合わせた、参道を竹ホウキで掃いているおばちゃんに教えてもらいました。もう何年も伊勢神宮別宮 月讀宮の参道を掃いているそうです、そのおばちゃんと少し立ち話をしまして、天照大御神の父母がおまつりされているのに、娘の方が立派にまつられているとか、一緒にまつられている荒御魂（あらみたま）は神様のご神威の面って言うんやけど、私ら人間にはさっぱりわからんことやとか、俗な話をして帰ってきました（笑）。ワタクシこのおばちゃんとの話でパワーをもらった気がします。
この伊勢神宮別宮 月讀宮は、伊勢神宮へ来られた際にはぜひ立ち寄ってもらいたいスポットです。場所は伊勢神宮内宮から車で５分～１０分ぐらいのところにあります。
カーナビを使用の際は「三重県伊勢市中村町７４２－１」こちらの住所でどうぞ。

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