「天の岩戸」の見どころ、パワースポットを紹介しています。

天の岩戸

三重県志摩市磯部町恵利原にある「天の岩戸」。古事記に出てくる有名な神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男尊(すさのおのみこと)の悪事を戒めるため、岩戸に隠れてしまわれたという伝説にちなんだ洞穴が「天の岩戸」と言われています。この洞穴から湧き出る水は日本名水百選にも選ばれていて、ポリタンクで持ち帰る人もいます。ワタクシが参拝に出かけた時も、駐車場で偶然一緒になったご夫婦がキャリーとポリタンクを持ってきていました。
山をはさんで伊勢神宮の裏側あたりに位置していることと、手つかずの自然がいっぱいあるので、自然のエネルギーが感じられますし、清らかな感じがする場所です。鈍感なワタクシでさえ、何て言うんでしょうか、心が癒される感じがするんです。

日本名水百選にも選ばれた天の岩戸

神話のお話に戻りますが、天照大神は太陽の神様なので岩戸の中へ隠れてしまうと、世界は闇となってしまい、さまざまな禍が生まれ出てきます。困り果てた八百万の神様たちは外へ出てきて頂く為にお供え物をし祝詞を唱えます。そして天宇受賣命(あめのうずめ)が胸をさらけ出し、裳の紐を腰まで下げて足をふみとどろかし、それを見た八百万の神様たちは大笑いをしました。岩戸の外から聞こえてくる楽しそうな声に、訳を尋ねようと岩戸をふさいでいる岩を少し開けたところ、手力男命(たぢからおのみこと)が岩を引き開けたそうです。天照大神がお出ましになられたことで、世の中は明るくなり禍も起こらなくなったとのことです。天の岩戸には、禊滝があり、その滝壺には手形石があります。これが手力男命(たぢからおのみこと)の手形石とよばれているものです。
この天の岩戸ある場所は、夏でもひんやりと涼しく、また春には恵利原のオオシマザクラが見られる場所として有名になっています。



オオシマザクラ
花と葉のコントラストがいいですね。

伊勢神宮内宮から伊勢道路を志摩方面へ向かって、車で10~15分ぐらいの所にあります。
標識と鳥居があるので、スグに分かると思います。
ただし、雨の日の伊勢道路はスピードを控えめにし、余裕をもって運転してください。

<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP

inserted by FC2 system