「伊勢神宮 内宮」の見どころ。パワースポットを紹介しています。

伊勢神宮 内宮

伊勢神宮内宮は皇大神宮とも呼ばれており、皇室の御祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ) をお祀りしています。ワタクシ、仕事で神宮司庁の方にお話を聞く機会がありまして、伊勢神宮内宮は天陛下がお祀りされている神社であるとのことで、いわゆる境内では「お守り」「御札」などの必要最低限のものしか販売していないそうです。ですから、おみくじもありませんし、お食事処なども一切ありません。(あ!自動販売機はありましたよ)

宇治橋と大鳥居


さてさて、伊勢神宮内宮のパワースポットと言えばっ!大鳥居をくぐったスグにある「宇治橋」です。宇治橋には2つのパワースポットがあります。一つは宇治橋の欄干に16基ある擬宝珠(ぎぼし)、大鳥居からみて左側の2つめの擬宝珠だけ色が違うのに気づいたでしょうか?この擬宝珠の中に宇治橋鎮守神である饗土橋姫神社のお札「萬度麻(まんどぬさ)」が納められます。これは宇治橋の安全と、宇治橋を渡られる方の安全を祈願しているそうです。
また、宇治橋は右側通行ですので、お札が納められている擬宝珠は伊勢神宮参拝後でないと触れることはできません、ですので参拝者のお帰りの安全をも祈願しているとのことです。皆さんもお帰りの際に擬宝珠に触れてパワーをもらってはいかがでしょうか。そして2つ目のパワースポットが大鳥居から見て3枚目の板を踏むのがいいそうです。何でも金運が上がるそうですよ。シッカリ踏みしめてください。
宇治橋だけで、パワーアップに金運アップ!帰りに宝クジ買ってみます?
余談ですが、宇治橋ってスゴイんですよ、平成21年に架け替えされましたが、設計図が無いとのことで、工事関係者が宇治橋の各パーツを実測して、設計図を起こしたそうです。
3枚目の板を踏む時に、板と板との合わさっているところを見てください、「すり合わせ」という技法が使われていて、隙間なくピッタリと合わさってるのが分かります、これは船大工の仕事だそうです。
続いて、順路通りに伊勢神宮の御神苑を歩いて行きまして、風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)を渡り、風の神をまつる別宮、風日祈宮(かざひのみのみや)を参拝します。ここは鎌倉時代の元寇(げんこう)の時に、神風を吹かせて日本を守った神様です。
そしてメインイベント、伊勢神宮内宮の御正宮(ごしょうぐう)で参拝です。パワースポット中のパワースポットでしょ。ワタクシ、どこの神社へ参拝に行っても、5円玉を9枚、45円をお賽銭として上げています。他界したおじいちゃんから、「始終ご縁(四十五円)があるように」と、小さい頃に教わりました。額が少なく、申し訳ないのですが...。
お次のパワースポットは、荒祭宮(あらまつりのみや)です、お願い事はここでするのがいいそうです。伊勢神宮内宮に属する別宮の中では、第1に位しているそうです。続いて神楽殿、ここでお守りやお札を授けて頂きます。参集殿でちょいと休憩ができます、ここでもお守りやお札を授けて頂けます。宇治橋方面へ戻って行きます・・・、そして宇治橋と反対方向に子安神社(こやすじんじゃ)と、その奥にある大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)へ。
子安神社は、木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお祭りしています。安産子育てや、厄除けの神様として多くの人が参拝されます。大山祇神社はその姫の父で、神路山の守り神だそうです。ちなみに神路山と言うのは、伊勢神宮内宮を流れる五十鈴川の上流域のことです。
お帰りの宇治橋を渡る前に! 宇治橋手前に茶室があるのをご存知ですか?現パナソニックの創始者「松下幸之助」が献納された茶室なんです。お金のコトを言うのもなんですが、この茶室、なんと10億円かけて作られているそうです。もともとは伊勢神宮崇敬会(いせじんぐうすうけいかい)の会長を松下幸之助が務めていて、茶室の献納を思い立ったとのこと。それにしても、思い立って献納できるとは、やはり器が違います。

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